« 『QED 百人一首の呪』 | トップページ | 『心洞』 »

2006年5月11日 (木)

『イッツ・オンリー・トーク』

もはや芥川賞作家・絲山秋子のデビュー作『イッツ・オンリー・トーク』(文春文庫)を読む。人の病み方って色んなかたちがあるのだなと今更ながら感心する。病んでいない人なんてほとんどいないのかもしれない。自分も含め。感情移入という点ではほとんどできないけれども、そこはかとなく笑えるのが良い。帯に、心の義姉・寺島しのぶとトヨエツの写真が付いており、このアクの強そうなキャストで映画化らしいので見たいなーと思ったが、読んだ後はそんな気持ちもやや引き気味か。でも怖いもの見たさというのもあるな。

|

« 『QED 百人一首の呪』 | トップページ | 『心洞』 »

コメント

私もこの本読んでいささか刺激的ではあったけど、種類時期は違えでも病む、は誰もが経験しているかもと。そして願わくばそれを糧にして成長していく、成長したいぞーとも。しかし私の場合いまのところ体重ばかり成長して頭の成長まではいっていないような気がするですよ。あはは

映画の方はどんな具合になるんでしょうかね。私は観には行きませんが。

投稿: こはく | 2006年5月12日 (金) 22時10分

>ハローこはく様
いろいろ、刺激的ではありましたねー
文章がだらだらしてないのも好き。
まあそんなに乗れる話ではなかったけども...
やっぱり私には『袋小路の男』がベストです。
でもそんなに人には薦めないです。
トヨエツは絶対”痴漢”だと思ったのに、映画のサイトを見たらば案外ヒモ男らしいのでややガッカリ!
あと、どうして「やわらかい生活」とかいうタイトルになるのかよくわからないです...

投稿: noppy | 2006年5月13日 (土) 03時17分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/111855/10023439

この記事へのトラックバック一覧です: 『イッツ・オンリー・トーク』:

» 『イッツ・オンリー・トーク』 絲山秋子著 [独書ノート。]
できれば同著芥川賞受賞作『沖で待つ』を読んだあと、この本の感想も一緒に記そうかと思っていたのだけれど、まだまだ予約(図書館)が多いいようで手元に届くのはいつのことになるやら状態。それになにやらこの本今度映画になるらしいというかなったという記事もつい先日目にし、どうせなら記憶も衰えるいっぽうでもあり、ふと蘇ったついでにこれだけでも先に記しておこうと思う。 (わたしはこの本文芸雑誌文学界掲載時(03/6)のを読了。) 蒲田に引っ越した主人公優子は精神を病んで入院した後、OLを辞め絵を描くが、それ... [続きを読む]

受信: 2006年5月12日 (金) 22時27分

« 『QED 百人一首の呪』 | トップページ | 『心洞』 »