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2006年5月 7日 (日)

『ささら さや』

加納朋子の『ささら さや』(幻冬舎文庫)を読む。映画『ゴースト ニューヨークの幻』的な話らしいのでちょっとどうかなあと思っていたのだが、木村多江(大好物)の帯が付いてたので買ってみた。確かに”ゴースト”、でも加納朋子らしく繊細で優しい連作短編集であった。ヒロインのサヤは、弱そうに見えてこんな奴ほんとは一番強いんだよな....っつうやや苦手なタイプ。にもかかわらず、応援したくなるような仕上がりなのは加納朋子の手腕か。登場するばあちゃんたちが皆深みがあっていいっす!こんな人たちに囲まれて育ったら、サヤの赤子もいい子になりそうな気がする。年寄りがいる環境って案外大事かもなと思う。

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