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2006年2月28日 (火)

『愛がなんだ』

角田光代の『愛がなんだ』(角川文庫)を読む。全力疾走片想い小説...と書かれてしまったら、片想いのプロ(威張れません)としては読んどかないとな!そんな臨戦態勢で臨んだわけだが、うーんこれは手ごわい。といいますか相当イライラするぞ。マモちゃんのことが大好きなテルコは、もう世界はマモちゃん中心にというかマモちゃんのみの為にまわっていて、呼び出されれば仕事中だって電車のない夜中だってすぐに駆けつけてどんな要求でものんでしまう女だ。バカバカ。その心理はわからなくもない。だがしかし。同じような超超片想いを描いた、絲山秋子の『袋小路の男』にはむのすごおおく感情移入してしまったのに、テルコにはイラつくだけっつうこの差は何なのだろう。そう深くは考えたわけじゃないが、マモちゃんに惚れる要素が全くないとこが原因か。袋小路の男はちょっといいなーとか思っちゃったもーん。というわけで自分のことは棚に上げて終始いらつき毒づきながら読んだバカ女であった。タイトルはイイね。

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コメント

私も読んでイライラしてみようかな(笑
のっぴさん、おはようさんでございます。
こちらは江戸帰りのちかりんです。
で言って参りましたよ歌舞伎座へ!
入った瞬間舞い上がりアワワウワワ~と
きょろきょろうろうろ完全に挙動不審でした。
あの空間にいることで浮き足立ちました(笑
3階席は舞台全体が見渡せ、割とええやん、と
独り微笑みながらの観劇でした。で、
あいの手(掛け声?割り声?なんて言うの?)
のタイミングが絶妙なことや、
あれは誰が言ってるんや?ええ声やん、とか、
そば食べたり大福食べたりきんつば食べたり、
と「歌舞伎座で肥えた」な感じでそれも◎
(それでええのか?は?笑)
初めての歌舞伎、日本の宝、素晴らしい文化、
遠くで演じる役者さんや舞台装置を眺めながら
「ええもん観れた、ええとこに来られた」と
しみじみ満足した4時間でした。
*途中ウトウトしたのはご愛嬌(笑
役者さんたちはみな凛々しく美しかった。
菊之介さんは魅惑の美しさがあったわ。
まだまだひよッ子のちかりんですが、
のっぴさん、また歌舞伎の話聞かせてね♪
ほなまた来ます。長々と失礼!

投稿: ちかりん | 2006年3月 1日 (水) 09時53分

>ハローちかりんさん
歌舞伎座初体験コメント有難うございます!
なんだか嬉しくて、読みながらにやにやしちゃいました。
初めて入った時の感じ、すっごくわかります~!
私も正にちかりんさんと同じような気持ちでした。今も割とそうかな。
3階席は花道が見えたかどうかちょっと心配でしたが、
あの雰囲気もなかなかいいっすよね。
掛け声をかけてるのは大向こうさんと呼ばれる人たちみたいです。
それにしてもちかりんさん、
おおいに食べて空間を楽しんで、途中寝ちゃってもそれすらも面白がって、もう何よりの過し方をされた気がします。
本当に良かった!と、歌舞伎の関係者でもないけれどいちファンとして、なぜか感激するおさるであります。
大阪の松竹座などで公演する時は、菊之助とか若手が結構良い役で出たりしますので、それはそれでまた違った楽しさもありますよ。
ちかりんさんのコメント読んで、私も今度きんつば食べてみよう、とこっそり決心いたしました。てへ。
なんかコーフンしてとりとめなくなっちゃった。
またぜし遊びにいらして下さいね☆

投稿: のっぴ | 2006年3月 2日 (木) 03時06分

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