『本当はちがうんだ日記』
穂村弘の『本当はちがうんだ日記』(集英社文庫)を読む。著者は歌人だが、私はその作品よりも彼特有のだめだめ感漂うエッセイ群の大ファン。”容姿が平凡な上に、自意識が強すぎて身のこなしがぎくしゃく””今ここにいる私は「私のリハーサル」なのである。これはまだ本番ではない。素敵レベルが低いのはそのため”そんな文章を舐める様に読んでは穂村くんにシンパシーを勝手に感じていた。この愛すべき”世界音痴”さ加減。好きだ...と思っていると、本書で「妻と二人で雑誌の塊を抱えて」という一文を発見。え?何かのメタファーかと思いもう一度熟読するも確かに妻と。妻、いるのか。結婚したのか。なかったことにするのが困難だから結婚は怖いって言ってたくせにぃ!ちょっとがっかりする自分の小ささにもまたがっかりだ。解説はしをんちゃん。いつもながらスバラシい解説だよ!解説職人て呼んでもいいっすか。
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